1 計画書作成の必要性
会社の社会的責任、金融機関等からの資金調達
2 現状分析
(1) 業績悪化原因、悪化防止のために実行したこと、うまく行かなかった理由
(2) 事業内容、収益内容、財務内容等に分けてみる
① 顧客に対する付加価値の提供度(品質、価格、サービス、リレーション)
② 市場面、利益面、リスク面等から商品別、取引先別、地域別等にみる
3 SWOT分析と経営課題の抽出
(1) 外部環境:機会、脅威の観点から市場(顧客)、業界、他社状況をみる
(2) 内部環境:自社の強み、弱みを内部資源(技術力、販売力、組織力等)についてみる
(3) 経営課題
機会と強みの方向には経営資源の積極的投入を、経営上根本的な弱みには「てこ入れ策」を検討する
4 短期・中期・長期の経営目標の策定
(1) 計数目標
早期の黒字化(1~2年以内)、債務超過の解消(3~5年以内)、返済は5~10年以内に解消
(金融機関の格付けをあげる)
【注】
現在のところ、計画がしっかりしたものであれば、10年超~15年以内での返済でも経営改善計画
として認められる
(2) 目標達成のため、経営課題に基づく経営戦略の策定
① 差別化、市場細分化、集中化戦略
(特に当社の強みを発揮できるものとマッチするものを選択する)
② 新製品開発(含む改良)・取扱、製造コスト・販管費削減、営業力強化、
販売チャネルの新設、提携・共同化等
(3) 短期~長期に基づく損益計算書、貸借対照表、キャッシフロー表を作成
別途簡易な財務ソフトを活用(必要な場合は資金繰り表の作成についても支援いたします)
5 経営戦略と整合性のある具体的な行動計画の策定
担当者、いつまでに、どれだけの効果を上げるか等のスケジュールまで決める
6 計画を効果的にするPDCAサイクル
(1) トップから従業員に至るまでの情報共有(情報のオープン化)と全体会議での意思統一
(2) 実績データの早期把握(前月分は翌月10日ごろまでに)
(3) 計画項目の進捗状況把握と計画と実績の差異分析による新たな対応策の実施
(4) 従業員に対する公平な評価と処遇
(5) 金融機関への定期的な情報提供と情報収集
7 事例分析
金融機関からの資金調達等の説明・折衝については、社長と一緒に同行いたします